==========2007★思いでアルバム==========
2007年
=====2007/11/29(木)=====
愛知県岡崎市立美川中学校
60周年記念事業

2年前に岡崎市立福岡中学校で歌った新聞記事を当校のA先生が目に留めて、いつか美川中学校でもやってみたいと胸に秘め、ついに実現!!名鉄岡崎駅に降り立つと、街は紅葉に包まれていた。タクシーに揺られて10分くらいで美川中学校に着くと体育館が建設中。校長先生はゆったりと優しそうで「今年の3年生はとても落ちついてますからコンサート盛り上がれるでしょうかねエ」の言葉を尻目に、3日間の期末考査の最終日ということもあって、もう1曲目から手拍子が沸き起こる。「期末試験!お疲れサンでした!!」とあいさつをすると「オーッ!!」と答えてくれる。「うまく行かず、もう死んでしまいたいと落ち込んでいる君の為に歌うよー!!」と言えば、「ありがとー!」とか「イェ〜ィ!!」とか、もうノリの良さはバッチリ!!中学生だった私の息子達との切な過ぎる話や♪海をこえて銃をこえて の歌は固唾をのんで聞き入ってくれた。
 そして「大丈夫!」での校長先生や名物先生たちのラップに乗せられて拍手喝さい!! I先生のラップはプロもタジタジ。校長先生の魂をゆさぶる「君はまだまだ度の途中!」の迫力に圧倒されました。
 アンコールではホントに3年生全員ステージに上がってきて、受験生とは思えぬ笑顔で♪See you again を熱唱し、1・2年生は、イスから立ち上がり、スタンディングで盛り上げてくれた! そして歌集をGETした ナイスガイは生徒会長だったってネ!全部読んだら感想文送ってね! また みんなと歌える日を楽しみにしてまーす!      まのあけみ




=====2007/11/23(祝・金)=====
名古屋市長円寺会館
チャイルドライン支援センター
チャイルドラインあいちは、子ども達が電話で安心して本音を言えるように子ども達が話す内容を否定せず共感しつつひたすら聴く電話相談をしています。 対象は18歳までだが、親も聞いて欲しくて電話をかけてくるそうです。話すことで自分の気持ちを整理して自己解決をしていくこともあると話す事務局のTさん。Tさんの熱い思いで大河内祥晴氏の講演(愛知県西尾市のいじめ相談委員)とまのあけみトークライブを企画。
大河内さんの長男が中2の時、いじめを苦に自殺し「なぜ話してくれなかった」「なぜ聞いてあげれなかった。」と自分を責めて責めて・・・・の毎日だった。と涙と共に話された。大河内さん自信の気持ちを話すことで全国からのたくさんの子ども達の電話や手紙、親からの相談のよると言いたいことがいえず、自身をなくしている。大人が「自分を否定しなくていいんだ!!」と、言い続けることが大切。とあるがままに話す大河内さんに、ホッとしてなんでも相談したい気持ちになりました。
  講演を受けてまのあけみは♪筑後川からうたいだす。つらくなっていた胸に切なく美しいメロディーが染み入ってきた。清輝君の報道の中、まのの息子が通う中学校でもケンカやいじめがあり、息子は集団でいじめる側にいた。その息子は今20歳後半。親の離婚やさまざまな挫折を体験し精神的に不安定な状況が続いてきた。「人は挫折するといやでもあれこれふりかえり、10代の生き方が20代に大きな波紋をあたえる・・・・」と話すまのの姿は母としての苦渋をにじませていた。
♪生命ー子どもたちへ の歌が生まれた背景に深くふれた思いがした。子育て中は心配ばかりして、子ども達を落ち着かせたり安心させる事が出来なっかった」ので、今、子ども達に送る曲♪大丈夫!!を歌い、大人たちが子ども達に「大丈夫!!」と言い続けることの大切さを感じた一時でした。        白石記





=====2007/11/25(日)=====
2007昭和・天白・瑞穂オータムフェス八事秋祭り
名古屋市昭和区サーウィンストンホテル
 愛知私学の秋の一大イベント、オータムフェスティバルで今年も歌いました。愛知の私学の運動は内容や規模において全国的にも例が無いんじゃないかな。私学助成の引き上げを柱に教職員や生徒・父母そしてOBまで結集してやっていることがすごい!親の失業で退学に追い込まれる高校生を失くそうと生徒たちも「私学奨学資金財団一億円」作りの運動をしていることに感動してしまいます。
 愛知を離れて10年近くになる私を毎年のように招いて下さることに感謝!!会場となった昭和区八事は私の学生時代のテリトリー。イヤが上にもあの頃に思いをはせた「名古屋であおうね」「杁中時代」「20才の頃」でスタート。
 客席に懐かしいお顔を見つけてはさわやかにあいさつを送る。 私学教育で大事にされてきた事は「平和と命」がある。私は戦死した母の弟の手紙や遺書を歌にした「祈り」を選曲。
 朗読は実行委員長のK先生に決定。彼の父上は731部隊の戦争体験を、亡くなる直前に、息子に語られ、それをK先生は本に仕上げたのだ。そんな彼の朗読は、私たちの胸にしみ渡った。アンコールではK先生もギターを抱えて登場。実は彼はアマチュアフォーク時代の先輩でした!打ち上げにも参加して、最後まで元気一杯の実行委員にまぎれて被いに楽しませて頂きました。また、来年もあえますように!!              あけみ




=====2007/9/26(水)=====
中部更生保護女性の集い
名古屋市公会堂
9/26 名古屋市公会堂『中部地方更生保護女性の集い』名古屋市公会堂といえば、学生時代の入学式や卒業式会場!懐かしく、古い建造物をこよなく愛する者として大変楽しみでした。更生保護女性会とは犯罪や非行をした人達の立ち直りを支援し青少年健全育成や子育て支援を主な柱とした法務省管轄の女性ボランティア団体。石川、福井、富山、岐阜、三重、愛知の中部六県から1500人が集合!来賓名簿には、県知事や市長、裁判所長、刑務所長、少年院長、検察庁からetc〜錚錚たる顔ぶれ。そのどなたより太くでっかい文字で、記念コンサート『ManoAkemi』と!指名手配写真じゃない、ステージ写真!べ、べつに何も悪いことしてないはず!?なので、オタオタしてる場合じゃない!私は気を鎮め、心をこめて歌う。悩み抜いた子育ての日々からつかんだもの。大人社会が抱え込んだ問題のなかで、生きて行かねばならないこどもたちのこと。腰をすえてじっくり、ゆったり聞いて下さって、手拍子したり、笑って下さった皆さん、ほんとにありがとうございました!お世話役の皆さんほんとにありがとうございました!またの日を!




=====2007/11/17(土)=====
愛知県津島市吉祥寺
「カレーを食べて華麗に加齢」と題しての私のバースディライブ。お寺近くにOPENしたネパール人による本格カレー。おいしかったよ〜!ライブのハイライトは当寺のカリスマ住職:羽場さんのエレクトーン伴奏で歌った「私のLove song]でしょう。めったなことでは人前で弾かないことで有名な羽場さん
の演奏に客席からタメ息が・・・。
いいじゃなーい!いいよネー!もっと弾けばいいのにィ!
同時にエレクトーンという楽器のスゴサというか便利さに見せ付けられたかな。で、いくつになったかって?えーっと。確か54才位かと。相変わらず、プライベートはハードで泣きたくなる日もあるけれど!にも関わらず、元気良く生きてます。それしかないもんネ。みんなに誕生日おめでとう!!って祝福されて幸せな私です。かけつけれなかったみなさんにも感謝です!!
あけみ 

吉祥寺のHPもご覧下さい。




=====2007/9/8(土)=====
豊田市岩滝区民会館
豊田市まのあけみコンサート実行委員会
  昨年度9月・3月と二回主催して下さったパワーあふれる豊田市まのあけみコンサート実行委員会主催者は当日、ゆっくり聞けないので今回は「実行委員会だけで聞くライブ」が企画。「特別なライブにしたいネエ!」との思いから、気持ちを切り替えてじっくり聞ける様に、浴衣を着て集合!!
 その場で私の好きなまのあけみの歌ベスト3を選び、その中から1曲ずつ歌う事にしました。「なぜこの曲が歌ってほしいか?」を選んだ実行委員が話してからまのが歌う。「私の為に歌っている」という思いがジンジン伝わり、目に涙がウルウル・・・・・
 日頃ステージでは歌わない曲も登場!!汗をかきかき歌う姿も特別。 より親密なライブになりました。
その後 料理を囲み交流会も楽しかった!





=====2007/9/9(日)=====
豊田市寺部町 守綱寺
お寺のコンサート
 愛知県豊田市の守綱寺で、『お寺のコンサート』に出演。実は10年以上も前から密かに注目してました!『いつか、私も、、』と!当寺では、仏法を学ぶ読書会が、世代毎に開かれる他、コーラス、大正琴、乳幼児やママの交流会etcが行われ、門徒以外の方々も気軽に足を運べるとです。本堂は京都の伏見城から移築されたもので、350年の歴史があり、格式高いのに、山寺の風情で心安らぎます。私が歌う前には女性コーラスや大正琴が披露され、盛大な拍手や掛け声が飛び交い、笑い声がはじけたあとに、当寺住職、渡辺晃純氏のミニお説法。袈裟でなく普段着で普通の言葉で。皆さんは聞き入ったり笑ったり。あーいいお客様だなあ−と嬉しくなる。わたしが登場すると盛大な拍手がおこる。背後の御本尊に念珠と共に合掌。心鎮めて筑後川を歌い出す。歌ってる最中歌のメニュー表や歌詞が風で飛ぶと、それを拾いあげ、テーブルに戻して下さる方あり、よいしょと腰をあげ、扇風機の向きを変え、わたしにかぜを送ってくれる方ありで、お礼を言ったりしながらまるで法事に親戚が集まったみたいなムードでライブは進行。終了後は、豊田各地での主催者だった方々が、
次々と名乗って下さって、再会の握手!また握手!思えばまだメオトで歌ってた頃、豊田ではたくさんの公民館や保育、幼稚園、小学校へお招きを受けました。あの頃小学生だった少年が、青年となって、私にペコリと頭を下げてくれたりして、胸一杯に再会の幸せ感じました!守綱寺の皆さんほんとにありがとうございました!次回はゆっくりお邪魔させて下さい!お世話になりました!




=====2007/7/16(祝)=====
安城市昭林公民館
NPO法人 おやこでのびっこ安城
 是非、中学生に聞かせたい!!との思いで企画され幅広い世代のコンサートになりました。ピアノはギタリスト渡辺のりお氏の長男 ショータ。まるで母と子のステージのようで、ほのぼのとした空気が流れていました。
♪プロフィール−デイケアルーム のMCで「初恋の人あるいは一番好きだった人と結婚したという人は?」との客席の問いかけに、シーンとなった会場。「はい!でも別れました。」との声が響き、会場は笑いと拍手が。マンツーマンのような親密ライブに。中学校で歌う「大丈夫!!」の語りは女子大生が引き受けてくれて、朗読でも、ラップでもない新感覚で自然体な味わい。スーット胸に入って素敵な曲になリました。




=====2007/9/1(土)=====
福岡県三井郡大刀洗町ドリームセンター
小郡市・三井郡小・中学校PTA幹部研修会
 PTA役員の方達は我が子だけでなく、子ども達の為、地域の為に一生懸命活躍している。「ほめてあげたい!」の思いをこめて、時には、肩の力を抜いてホッとして!!と講演会でなくコンサートが企画されました。
 まさしく研修会。一字一句逃さないと、MCをじっくり聞き入り、思いっきり笑い、♪ほめてあげたいの曲では一緒に歌い、そのムードに引き込まれ我が子を思う気持ちを歌に込めた思いをたっぷり話しました。
 ステージを終えると、CD売り場に駆け寄り、「全部下さい!!」とCD4種類、歌集をお求め下さり胸の内を話す方・・・その出会いが嬉しいですね。 後日会長さんが「良かった!!話がすごく良い。との感想が多く、企画して良かった」と!!




=====2007/6/21(木)=====
山梨県北杜市 泉小学校
 山梨のコンサートで宿泊する時、素敵なペンションがありよ!と案内されたパペット。小淵沢駅から車で10分。豊かな森の中、ヘルシーな料理が最高! そのオーナーの松永さんが「北杜市となったこの町で小・中学校でコンサートが出来ると良いね」と。生涯学習課の担当者に紹介下さったのが昨年の7月。そしてこの春、泉小と須玉中でのコンサートが実現!! 泉小に到着すると、グランドの広いこと!町のグランドも兼ねていたからだそう。富士さんも八ヶ岳も目の前に!こんな環境で子ども達は育っているんだ。どんなコンサートになるかな? 体育館に入ってゆくと、ステージ上には、役員さんの心づくしの舞台アート!ハート型の水色風船がまるで海のよう!この日を心待ちしてくださったことがジンジンと伝わってくる。 コンサートでは一生懸命楽しんでくれる低学年。じっくり聞いてくれる高学年。それをも守る大人たちの呼吸がとけあって行く。コマの技が決まると歓声をあげて、喜んでくれる。ギターソロだってノリノリに応えてくれる。このあたりから「バナナ!」「バナナ!」の連呼が始まった。構内放送で『みんな子どもだった』CDを毎日流して下さって、♪「バナナプランテーション」を気に入ってくれたんだ! でも私はこの歌を長いこと歌ってなくて「次回に歌うからね!」とステージの上からアピール。最後まで元気いっぱいの皆さんでした。また会いましょう!




=====2007/6/22(金)=====
山梨県北杜市 須玉中学校
須玉中学校の皆さん感想文届きました! どうもありがとう! 50分という短い時間で早口でのトークになってしまったけど、みんな真剣にそして熱く聞いてくれたこと、感謝です!拍手が歌手にとっての栄養源だって言ったら、それに応えて情熱的な拍手を贈ってくれて嬉しかった!!サンキュー! 親子の間では遠慮せず、言いにくいことこそ言って欲しい。ってコンサートで私が言ったら自分の体験や思いを書いてくれた人たちがいました。「つらいことを話したら、母親が一番見方になってくれた」「これからは、親に相談しよう」って!そして「3月になったら、みんなバラバラになってしまうから、今の時間を大切にしたい」って、3年生が書いてくれました。本当にありがとう!!! 最後にみんなでスタンディングで歌った ♪「See you again」 あの時の歌声の美しさは忘れないよ。校長先生、教頭先生方、心に染み入る朗読をありがとうございました! また会いましょう See you again まのあけみ



=====2007/6/15(金)=====
福岡県久留米市
常行寺
 常行寺では、去年のお寺の子ども会合宿以来。歌生活35周年と題してのライブ。門徒さん達にも呼びかけて下さって御年配の方々が大勢詰め掛けて下さいました。長い人生を生きてこられたお姿を前にすると私の人生などまだまだ序の口!まだまこれから!って気持ちにして頂ける。クライマックスは母の老いと向き合う中で生まれた「プロフィール−デイケアルームにて」朗読は当寺の若き住職東氏が引き受けて下さった。男性の声での語りは初めて!田主丸町の玉三郎とウワサされるだけのオーラーで、聴く者を笑顔にして、さわやかに盛り上げて頂きました。 またお寺でおあい出来る日を!


=====2007/6/16(土)=====
福岡市早良市民センター
 今回は私の思いつきで、コンサートスタッフの職場や地域で事前にライブをやらせて頂きました。実行委員一人一人の仕事への愛情や責任。人とのつながりを目のあたりにして、仕事と家事で手一杯で多忙なのに、実行委員をやってくださる事に胸打たれました。「みんなすごいなー こんな人たちに支えられて歌うなんて何だか申し訳けない!感謝と喜びをこめて歌おう。色々あっても私がくじけず、ムジャキにノーテンキに歌続けてこれた奇跡に感謝して歌おう。そんな気持ちでの選曲は

Yell-旅立つ君へ
Openning
名前
雨の日の君

一期一会
小さなお祭り
あなたが眠れますように
地球の上で
祈り
あけみあがつく愛の歌

クライマックスの新曲、「♪祈り」はフィリピンで戦死した母の弟に捧げた歌。ボケてしまった母は、既に世を去った人たちと共に生きてると感じたことから作りました。おじの戦地からのハガキや詩をそのまま押入し、朗読する形での作品です。

祈り
朗読文/故中島高天氏の手紙と詩原文を引用
作詞/作曲 まのあけみ
※ 夢の中に あいに来てくれた ありがとう
ずっとあなたを 思い出すこともなく 生きてきた
この私を あなたは 守り続けてくれたの
もう何も こわくない もうすぐあなたのそばに
夕陽が差し込む 一人の部屋に 静かに訪れた 祈りの時
ふと 誰かが 呼んだ気がして 小さな仏壇に 手を合わせる
古い引き出しを そっと 開ければ セピア色した 数枚の葉書
戦で死んだ弟の フィリピンからの便り

秋も深く いよいよ厳寒へと向かって参りますが 父上始め 御一同様には お変わりなく お過ごしのことでしょうか。
お陰様を持ちまして 高天も至極頑健に過ごしています故 何卒御安心下さい。
海軍を見れば もし 大行が居はしないかと 気を掛けるのも 又 人情としてやむを得ないことではなかろうか
それから田中君へは誠に申し訳ないが ご無沙汰ばかりで お互いの消息もわかりません 何卒よろしくお伝え下さい。又 留守宅の方は 如何でしょうか
御近所の方々へも よろしくお伝え下さい。


戦争が終わっても 弟達は 私たちの元に 帰ってはこない
父と母を残し 婚約者を残し 二人の弟は 帰ってこない
もう二度と 戦争など 許しては ならない
もう二度と この悲しみは 誰の上にも

時は流れる 矢のように 人は皆 時の流れに 掉さす旅人
流れし時を 取り戻す すべなき人生
一刻一刻がいのちであり 永遠の今である
一日一日が生くる日の重点である その一刻を その一日を惜しみつつ
無駄にすまいぞ 生かして使え お国のために
大事とは 今日 只今のこと也

もう二度と 戦争など 許しては ならない
もう二度と この悲しみは 誰の上にも
※ ref

この日の朗読は24才で無くなった叔父を思い出させてくれる。叔父の妹の孫にあたる中嶋顕行君。24才!高校時代演劇部で培った語りの力で憲法9条の会の会員で仏教者でもある思いを込めて語ってくれました。力をかして下さった皆さん。本当にありがとうございました!   まのあけみ




=====2007/6/2(土)=====
豊田市足助のかじやさん
「10周年記念ライブ」
 確かかじやさんでの初出演は 2周年のX’mas。それから 毎年のように出演しています。一人でたまたま入って下さったお客様や大勢の仲間達と来て下さる方達。今回は毎度遠方から来て下さる横田ファミリーが、パパもお兄ちゃんも初参加で6人で来てくださってありがとう!  新曲「祈り」の披露ではギターののりおさんのファンKさんが朗読を引き受けてくださって祈りの心あふれる仕上がりでした。こじんまりだけど、いつも盛況で、しっかり聴いてくださるお客様達ありがとうございました。



=====2007/6/3(日)=====
愛知県津島市吉祥寺
車イススロープを作る為の
チャリティーコンサート
 長年、私のオフィスを置かして下さった愛知県津島市の吉祥寺は、3年に及ぶ改装により、あと200年は持ちそうな本来の美しい古寺に再生しました。日本人建築家こぞって立て替えた方が早い!と半ば見放された寺も、ジェフリームーサス氏(米国)の情熱とたくさんのボランティアの力で見事に生まれ変わりました。この日は、ジャフリーさんのお話と私の歌。ジャフリーさんの誠実な仕事振りは、彼の語り口調そのまま。仕事が彼を育み、人を魅きつける素直な人でした!檀家さんのいない吉祥寺は、これからも、人が出会い、成長してゆける安らぎの道場となれるように動き出します。是非お出かけ下さい!


=====2007/6/1(金)=====
愛知県豊田市老人保健施設 福寿園
 この施設で働くキャサリンこと紺野さんは豊田市近郊でのライブに9年来通ってくれ、去年秋と今春 ホールでのコンサートを仲間達と共に主催し、成功させてしまうがんばり屋さん。彼女が話してくれる職場の話に興味を持った私は、施設を訪問させて頂いた。古いけれど開放的な作りで、廊下に展示された心を揺さぶる短歌に出会った。その作者と面会できたけれど、ニコニコ笑っていらしゃるばかり。お年寄りお一人お一人に深い人生のドラマがあることを感じないでいられなかった。 そして6/1日 福寿園の食堂兼ホールはもう早くから皆さん集まって下さって楽しみにしていらっしゃる。私の歌は 一曲だけにしとこう。 「夢に向かっていきる」 あとは私の好きな懐かしのメロディー〜。歌うにつれみなさんも、2番、3番と歌詞を思い出されてゆく。♪な〜んご〜く土佐を〜♪ ♪父も夢見た 母も夢みた〜♪ その表情の輝きに私は、胸が高鳴る。お客さまの中にリードしてくれる方も混じって、まるで合唱団?かと思う程にみんな大きくノビノビと歌ってくれて盛り上がって「千の風になって」のリクエスト。手話で歌うスタッフも!笑顔と笑いにつつまれて終了した。終わったあともしばらく、余韻にひたっていらしゃる。
 私は汗だくの上着だけかえて、残ってらっしゃたかたに「お疲れになったでしょう。ありがとうございました」というと、「どちら様でしたか?」と。もうさっき歌った記憶はどっかに消え去っている。にも関わらず歌ってらっしゃた時のあの笑顔そのままだった。 今の記憶は風のように消え去っていくけど、歌いあったその喜びが、笑顔輝く瞬間が、大切な人だと、感じるのです。





=====2007/6/2(土)=====
豊田市知的障害者援護施設 青い空
「青い空まつり」
 心配していた天気も見事に青空!3月に訪問した時に、歌の大好きなYちゃんにみんなが好きな歌ベスト6曲を教えてもらった。でも最新の曲ばかりでかろうじて知っていたのは「♪世界に一つだけの花」 これを私は2ヶ月近く練習にも関わらず、仲々歌詞を覚えられない!とに角、口ずさんでいた。いいんです。何とかなるサ!本番ではお祭りにふさわしい元気な歌を集めてのぞんだ結果。もうピアノとインストでもう我慢出来なくて、仲間たちはなにやら踊りだした。♪「青空」と♪「宝石よりも」でこんなに踊れるとは!!  勿論♪「世界に一つだけの花」は、仲間たちにステージを譲り奪われそうな盛り上げで頑張って練習したかいがあった!と私は、吹き出す汗をぬぐったのでした。終了後は仲間たちがCDをいっぱい買ってくれて、私涙が出そうだったよ〜!ありがとう皆さん!! また 会いましょう!!!


=====2007/5/23(水)=====
ケアハウス くすのきホール
  マネージャー白石さんの娘、あゆみさんの職場「特養 たちばな」で歌いました。あゆみさんが受験生の時、お母さんは私のスタッフを引き受けてくれて、あっちこっちお泊りの仕事をこなしてくれたんです。あゆみさんには何かと御苦労かけたよ。更に早良市民センターでのコンサートでは重要なスタッフ! 自宅では縁sing事務員になってくれたり、送迎してくれたり、イヤ、ホントに協力してくれて・・・・
 ライブはタナヤンも協力してくれてデュオで「懐かしの歌を!」みんなも歌って下さって、紅白の幕で花見のような気分。タナヤンのオリジナル「サンキューマザー」を皆さんにご披露。いい歌だよ!また歌いましょうね!


=====2007/5/23(水)=====
福岡市H保育所
 実行委員の勤める保育所でミニライブ! 登所してくる子どもたちとあいさつして「私をおいかけて〜」の言葉に「ひっこし鬼やろう!」と誘うと、その辺にいた5〜6人に簡単なルールを話し即、スタート! いや もりあがるわ、もりあがるは!どんどん子ども達が入ってくる。なかなか終わらない!!汗かきまくって「ゼイゼイ言ってる私を尻目に子ども達の軽やかな動き。」その後、子ども達にミニライブ。みんなよく聴くわ。歌ってくれるは。 えーっ?! 何だかうまく行きすぎ?! 得意なコマの歌は 「季節の遊びではないから」敬遠されたけど、私としては伝承遊びとして、子ども達に触れて欲しいから何気にやってしまい、子ども達は目を輝かせた!
 私は コマの名人なんだも〜ん!! ほんとうに私の好きな子ども達! ライブ終了後、年長さんが私をクラスに招いてくれてお礼にと歌声を披露してくれた。♪「空にらくがき〜」 知ってるヨォ!この歌、子どもの頃 よく歌ったよ!  一人一人握手して、たホントに名残惜しいお別れになりました! また遊ぼうね!


=====2007/5/20(日)=====
佐賀 まちから始まる音楽フェスタ 街音
佐賀駅構内会場

  福岡市の共同作業所「はな」のおまつりで陽気なライブで会場を盛り上げてくれたタナヤンと意気投合。街音というイベントに誘ってもらった。JR佐賀駅をはじめ9会場で生の音楽に浸ってもらうという音楽イベント!出演者全員がボランティアで準備から関わるのだ。私は駅構内での1人〜2人組のブースで、16才の女の子たちのデュオや高校生バンドにまぎれて、タナヤンとのデュオで登場!私の前の男女のデュオの演奏が終わったら、す〜っと人がひいてしまったけど、♪「小さなおまつり」で オープニングすると、また人がどっと戻ってきて人だかりだ!!うれしいェ〜  久しぶりにストリートの快感を堪能。
 佐賀の人達はいいよオ。足を止めて、ちゃんと演奏を聞いてくれるし、前に陣取ってたヤンキーボーイズはライブでの終了まで聴きたおしてくれて、客席の撤去だって「えっ〜? オレ達もやるのォ?」とか言いながら 手伝ってくれました。サンキューでした!会場責任者のタナヤン あなたはエライ!!!!!お疲れ様でした! また夏版やらない?!



=====2007/5/22(火)=====
N宅ホームライブ
 早良市民センターのコンサートを成功させたくて、私も勿論何かしなくちゃ!中村宅がリニューアルしてPTAお話会仲間がBQで集まるパーティーにお呼ばれ頂きミニミニライブ!ひざを突き合わせて、心に立ち上ってくる歌、もう20年以上歌っていないような歌が口をついて出てくるのに我ながらビックリ。
 大切なお仲間と過ごすパーティーに私の歌 ピッタリだったな〜 ごちそう様でした!


=====2007/5/18(金)=====
福岡病院(旧国立南福岡病院)
重度障害医療病棟コンサート

重度障害者の病棟で歌いました。家族にも呼びかけられ、車イスの方、いかめしい医療機器が装備されたベットの方、10代〜70代まで職員の方も含め
100人位の方々が訓練室に大集合。「重度障害だけど、みんな音楽が大好きです。」とおしゃってた通り、ギターを抱えた私がみんなの中をぬって登場しただけで歓声?!やうなり声や手足をバタバタ、ピンピンさせて歓迎してくれる。訓練室の音響セットでまず、「夢に向かって生きる」を歌い出しました。家族の皆さんは、車イスやベットに寄りそい、じっと耳を向けて下さる。一曲目から私の中に、家族の思い、職員の人達の愛がジンジンと伝わってくる。 オリジナルのみならず、みなさんと歌えるなつかしのフォーク「若者達」や「遠い世界に」を歌うとみんなが口ずさんで下さる声がだんだん大きくなってきた。「君の行く道は〜希望へとつづく〜」「みんなで歩こう〜長い道だが〜一つの道を〜力のかぎ〜り〜」、これらの歌詞の内容がこれ程身にしみたことはなかった! 誰かがインパクトの強い反応を示すたびに、家族や職員の方から明るい声が起こり、それでまた笑い声が拡がり私も一緒に笑って、それだけで心満ちた時間が流れてゆきました。そしてその後は、コンサート会場に移動できない患者さん達の所に、歌の出前。移動が困難ってことは状態が厳しいんだ。と少し緊張して職員のあとをついて行った。そこは個室でなくて広いフロアで驚いたことに外部者の私達が消毒やらマスクやら求められなかった事、ギターをつまびきながらやってきた私を看護士さん達は誰もが笑顔で迎えて下さった。高度な医療と集中力などがもとめられる現状なのに、リラックスした家族の様な雰囲気なのです。ベット数も20台程はあったかな「さあ 歌って下さい」大きい声でいいですよヨ!言われたけど、「私はベットのそばで歌いたいんですけど」と言うと「そんなことして頂いていいんですか?」と恐縮されながらも「じゃあ まずN君にお願いします。」と嬉しそうにベットサイドへ近づき、私は自己紹介とあいさつをして、しばしギターのアルペジオを奏でる。彼に届け!との祈りをこめて歌い始めたら、やがて彼はゆっくりと目を閉じ始め、なんと歌い終わった時にはホントに寝入ってしまった。一緒にくちずさんでくれた職員の人たちは「ねちゃったよ〜気持ちよさそう」これまた嬉しそう。「次のk君は31歳だけど、この春から高校生になったんですヨ。今日は先生も来て下さってます。お母さんがよく歌って下さってるから」と教えてくださって、私は思わず、りんごの歌やら、さくら貝の歌なんかが口々について出てきた。職員はもう彼が10代の頃から介護して20年。彼を見守るまなざしが愛しい。一緒に口ずさみながらずっと彼の体にやさしくリズムをとっている。「あの子達は外に出られないから、少しでも外の世界の風を感じて欲しい。」と話して下さった。知りうる限りの音楽家たちとの出会いを作ってきた職員の方達。ほんとに頭がさがる。初めての私たちはちょっと解からないけど寝たきりのような存在の彼らが私の歌声にふれて、目を大きくあけた。笑った。体の緊張がゆるんだ。とほんとに嬉しく、職員同士で喜びあう姿に私は感動でいっぱいでした。
 障害者自立支援法や受益者負担法といった法律によって、自力で呼吸さえ難しい患者の年金はその殆どが治療費に消えてしまい、以前のように文化芸術に触れる為の経費の捻出が困難になってしまったことを話して下さった。病院側は文化のことまで考える事が出来ない厳しい経営実態の中で、患者さんの心が明るく幸せであって欲しいと願って働く人たちに触れて、なんていい職場だろうと思った。働く人たちが幸せでないと、患者さんも幸せになれない!学校でも!! 家庭でも!!伝えきれない程多くのことを感じたコンサートになりました。今後も是非続けたいベットサイドライブです。

=====2007/2/25(日)=====
深井雅子さんを偲ぶ会
名古屋市ヨモギヤ楽器本店
手話通訳の深井さんを偲ぶ会のあり方で私は色々心配なこともあったけれど、すべてを払拭するような暖かい友情に包まれた偲ぶ会となりました。終始涙が流れるけれど、楽しいエピソードや手話通訳の微妙な表現に吹き出したり、笑ったり・・・・深井さんも私と一緒にいて笑っていたかのような和やかさがあふれていました。 みんなが限りある命。いつか別れていくからこそ、この一時を分かち合いたい。一人一人の存在が、こんなにも尊いものと改めて感じないでいられなかったです。駆けつけて下さった皆さん本当に有難うございました。メッセージを寄せて下さった皆さんありがとうございました!(あけみ)







=====2007/3/24(土)=====
愛知県豊田市アイプラザ
まのあけみコンサート〜生命・子ども達へ〜
愛知県豊田市で歌生活35周年を先頭切って「生命ー子ども達へ」コンサートが盛況の内に終わりました。去年の秋の企画発案時、小・中学生のイジメによる自殺が報じられ、何としても子ども達に生きて欲しい!子ども達の心に歌を届けよう!との思いで、中心となった実行委員によって「生命−子ども達へ」
のタイトルとなりました。  
 当日の幕開けとなったのは、藤岡地区の土で作ったオカリナ。その名も「フジオカリーナ!」のグループ「whom」と
ハンドベル「プリムローズ&チアーズ」の皆さん。土と金属によるまさに大地のハーモニー!! 暖かくて澄み切った空気に包まれ。私の35周年がスタートするという素敵な贈り物を頂きました。タイトルの歌、生命−子ども達へのバック演奏もピッタリ呼吸があって、会場にお招きしていた、大河内清輝君のご両親が隣席して下さったことを紹介。大きな拍手の中、ステージに御登場下さったお父さんからのメッセージ「西尾市のイジメ相談員を引き受けましたが西尾市に限らず、お話を伺います。イジメに一人で苦しまず、まず、助けを求めて欲しい」と静かに力強く語って下さった。会場には、同じようにお子さんを亡くされた方も来て下さり、大河内さんご夫妻の姿が自分と重なり、お二人が希望のように感じられたとCDサインをさせて戴く時、話して下さったのだ。 
 ずっしりと重いテーマで音楽を通して人が繋がって、元気に生きてゆきたい。そんな思いを改めて思い起こさせてもらった35周年のコンサートのスタートでした。
 お出かけ下さった皆さん。家族を巻き込み、チケット売りに電話作戦にあけくれたスタッフの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした。!   まのあけみ


=====2007/2/17(土)=====
大分県日田市「一ノ宮建具」
 まさに匠の技です。玄関・居間の手の込んだ建具に目を見張り、戸を開けると大広間になり、音響機材が並び
いつでもステージになります。そんなステキなお宅で「軽食付きライブ」でした。本業は建具職人、趣味は狩猟。鳥ご飯・いのしし汁はもちろんIさんが射止めた物? えっーと思いながらも食べると、コクがありクリーミィーでおいしくで大満足!!
 もちろんライブも大満足!!♪生命−子ども達へ を中国語で歌うと、中国の若い青年達がじっくり聞いていました。アンコールは止まらず「まのさん〜ここらあたりではアンコールは10回!」と、歓声があがりました。(白石記)





=====2007/2/18(日)=====
福岡県久留米市立竹野小学校
「青少年健全育成ふれあい人権の集い」
こまあそびなど伝承遊びを各教室で地域の方々から教えて頂き、その後体育館に集まってきた。寒い中、半ズボン・裸足の生徒が多く、薄着で元気一杯の子ども達が、来賓方々の長ーい挨拶を始めとするセレモニーを正座をして辛抱強く行儀よく聞いていた。♪地球の上で の曲で手拍子をしていいんだ!と感じるとだんだんリラックスして自由に聞き始めてくれた。コマの歌では、まのが「見やすいように、前にでておいで!前の子は小さくなって!」と呼びかけると、腹這い体制のまま(まるで海がめが海に帰るかのように!)ゾロゾロと前に出てくる。その光景を微笑みながら暖かく見守る先生方。そして地域のコマの名人もステージでこまを回し、会場が盛り上がり楽しいステージとなりました。
 参加したお年寄り達が「今までで一番良かった!!」と嬉しそうに話され、本人もホクホク顔。 19年も続くこの集い!!OB中学生を大勢かけつけ、みんな楽しみにしているお祭りに育っていました。(白石記)







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