”デフ・パペットシアター・ひとみ”の舞台は、音声に頼らず、人形自体の動きで表現されるビジュアルな世界。子どもの背丈ほどもある仮面を使った人形たち。14メートルにも及ぶ大蛇。セリフは漫画の吹き出しのように文字パネルで。日本古来のお神楽の手法を取り入れ、全編に流れるアジア打楽器のリズムが体に、そして心に響きます。”デフ・パペ”ならではの大胆な演出はここ海部津島でも多くの人々を魅了しました!

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「わんぱくスサノオの大蛇退治」のあらすじ●●
◇イザナギの命とイザナミの命は、大地や海や川を創りあげた偉い神様です。
タカマガハラに住む、日の神様・アマテラス、月の神様・ツクヨミと、暴れん坊で泣き虫のスサノオは2人の子どもたちです。
◇ある時、火の神を生もうとしたイザナミはその火に焼かれ、死んでヨミの国へ行ってしまいます。イザナギはイザナミを追ってヨミの国へ行きますが、そこで出会ったのは、すでにヨミの国の住人となってしまったイザナミ。その姿は恐ろしく変わり果てていたため、イザナギは驚いて逃げ帰ってしまいます。
◇その頃イズモの国では、人々は「おろち」に苦しめられていました。おそろしい「おろち」をしずめるために、人身御供を差し出さねばなりません。
そこで、人々は「おろち」退治のために、お祭りを開きイザナギを呼び出します。が、イザナギは、ヨミの国で出会ったイザナミの悪夢に悩まされていて、とても助けてくれそうにありません。村人たちはあきれはてて、去ってゆきます。
◇そこへ、息子のツクヨミ、娘のアマテラスも様子を見にやってきます。最後にやってきたのは、末っ子の暴れん坊のスサノオでしたが、ワーン、ワーンと大泣きに泣いています。暴れながら泣くスサノオは死んだお母さんにあいたいというのです。
怒ったイザナギは「それならば、おまえも死んでヨミの国へ行け!」と軍勢を差し向けます。
◇殺されてヨミの国へ行ったスサノオは懐かしいお母さんにあいますが、それは変わり果てた姿でした。亡者たちに追われたスサノオは、カラスに助けられて、お姉さんの国タカマガハラに来ます。
でも、遊んで暮すタカマガハラもちっとも楽しくありません。そんな時はるか下界の人間たちが雨が降らないので苦しんでいる姿が見えました。
◇雨を降らせてやろうと、スサノオが降りた出雲。
そこで、見た「おろち」の姿とは・・・
◇お母さんが恋しくて泣いていたスサノオは、どうやって怪物「おろち」をやっつけるのか・・・
みんな応援しながら見てね。




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